田村由美

ミステリと言う勿れ【ネタバレ】第4話:整が暴く相続の裏側

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『ミステリと言う勿れ』第4話ネタバレレビュー:思惑通りと予定外、その狭間で

カレーの香りとともに始まる新たな事件

『ミステリと言う勿れ』の第4話は、主人公・久能整がカレー作りに没頭する穏やかな時間から幕を開けます。
しかし、そんな日常はすぐに非日常へと変わります。

風呂光聖子からの一本の電話が、整を再び事件の渦中へと誘うのです。

暗号と爆弾、謎解きの幕開け

今回の事件は、闇サイトに投稿された爆破予告と、それに添えられたアルファベットの暗号文から始まります。

警察は暗号の解読に苦戦していて、整に協力を要請。
整はその鋭い洞察力で、暗号がミステリー作家の著作名を示していることを見抜きます。

江戸川乱歩やアガサ・クリスティーなど、ミステリーファンなら思わず唸る仕掛けが散りばめられていて、物語への没入感が一気に高まります

記憶喪失の爆弾魔との邂逅

事件の調査中、整は雨の中で記憶喪失の男と出会います。

男は自分が爆弾を仕掛けたかもしれないと語りつつも、肝心の場所を思い出せません。
整は彼との何気ない会話を重ねることで、わずかな記憶の断片から手がかりを探ります。

男の指が三角形をなぞる癖や、音楽室へのこだわりなど。
細やかな描写が緊張感を高めていきます。

母校に託された思い出と葛藤

やがて明らかになるのは、爆弾が仕掛けられた場所が男の母校であるという事実。
そこは彼にとって最悪の思い出の地であり、同時に母親との大切な記憶が残る場所でもありました。

爆破による復讐心と、思い出を壊したくないという葛藤。
その複雑な心情が、男の表情や言動から痛いほど伝わってきます。

母親への愛と憎しみが背中合わせに存在する、切なくも苦しい人間ドラマが胸に響きます

整の推理と人間観察の妙

整は、爆弾魔の発言や仕草を一つも取りこぼすことなく観察して、事件の核心へと迫ります。
彼の推理はただ論理的なだけでなく、相手の心の奥底にある痛みや孤独にも寄り添うもの。

爆弾が止められた瞬間、男の表情に浮かぶ安堵と落胆の入り混じった複雑な感情に、視聴者も思わず息を呑むことでしょう。

風呂光聖子の成長と警察チームの奮闘

今回、風呂光聖子の成長も大きな見どころです。

男性社会の中で埋もれがちな彼女ですが、事件解決への強い意志と行動力が光ります。
警察チームの連携や、民間人である整を巻き込む大胆さも、物語にリアリティと緊張感を与えています。

「思惑通りと予定外」:人間の不可解さ

第4話のサブタイトル「思惑通りと予定外」は、事件の展開だけでなく、人間の心の機微そのものを象徴しています。

計画通りに進めたいはずの犯人の思惑と、記憶喪失という予定外の事態。
整の推理も、すべてが論理で割り切れるわけではありません。

人間の不可解さや、思いがけない感情の揺れが、物語をより深く味わい深いものにしています

次回への期待:「殺すのが早すぎた」

第4話から第5話へと物語は続きます。
「殺すのが早すぎた」というサブタイトルが示すように、事件は新たな局面へ。

整が挑むのは、22年前の未解決事件。

過去と現在が交錯し、さらなる謎と人間ドラマが展開される予感に、胸が高鳴ります

まとめ:『ミステリと言う勿れ』第4話は心を揺さぶる傑作

『ミステリと言う勿れ』の第4話は、推理の妙と人間ドラマが絶妙に絡み合う、まさに傑作です。

整の優しさと鋭さ、爆弾魔の葛藤、風呂光の成長。
そのどれもが心に残りますね。

ネタバレを知っていてもなお、何度でも見返したくなる深みがここにあります。

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